インフルエンザの予防について!
こんにちは。
ライフプラス西明石の西川です。
皆様、明けましておめでとうございます!
2021年も宜しくお願い致します。
さて今回は、インフルエンザの予防について書いていきたいと思います。
インフルエンザの1番の予防法は、流行前のワクチン接種です。
インフルエンザのワクチンは、不活性化ウイルスを体内に接種することで、抗体がつくられて発症を抑えるものです。
ワクチンは毎年、世界各国での流行状況などをみて、国内での流行を予測して作られていますが、接種すれば絶対にかからないというわけではありません。
ただし、かかった場合に重症化したり、肺炎などの合併症が起こったりすることを予防する効果は期待できるといわれています。
とくに、乳幼児や高齢者、呼吸器や心臓、腎臓などに持病のある人、その家族はワクチンの接種をおすすめします。
ワクチンを接種してから抗体がつくられるまでに約2週間かかります。
インフルエンザが流行するのは、毎年12月から翌年の3月ごろまでなので、流行時期を迎える前に、早めに接種しておきましょう。
もう1つの予防は、感染しにくい体作りをすることです。
その為にまず行うことは、温度・湿度のコントロールです。
空気が乾燥すると、鼻やのどの粘膜が乾燥して体の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。
また、夏場の冷房や冬の寒さなどで体が冷えると、血液循環が悪くなり繊毛運動が弱って、ウイルスが侵入しやすくなります。
室内の温度や湿度を適度に保って、感染しにくい環境を整えましょう。
2つ目は、十分な栄養と適度な運動をすることです。
風邪の予防効果を高めるためには、体の免疫システムに欠かせないビタミンCが大事です!
体のエネルギー産生に必要なビタミンB1、鼻やのどの粘膜を強化する働きのあるビタミンB2、B6を多くとることがポイントです。
アミノ酸の豊富な動物性タンパク質を食事に取り入れるのも効果的です。
運動に関しては、気軽にできるウォーキングやヨガなどの適度な運動で風邪に負けない体力をつけ、免疫力を高めることも大切です。
3つ目は、薄着の習慣をつくることです。
厚着の習慣は体温調節の能力を低下させ、抵抗力を弱めてしまいます。
なるべく薄着にして気温の変化に皮膚や粘膜が順応できるよう鍛えましょう。
寒い時期に極端な薄着をするのではなく、温度差の大きい屋外と室内の気温に合わせて、こまめに衣服の脱ぎ着をすることを心がけましょう!
それではまた木曜日に!